私たちの想い
アロマメディテーションができるまで
アロマメディテーション考案者の坊垣順子です。
私がアロマセラピーに出会ったのは1999年。当時29歳の会社員でした。
心身共に疲弊していた時に偶然アロマセラピーと出会い、(天然植物)精油の香りで、カチカチになっていた心と体が溶けていくようななんとも言えない感覚を味わったのです。
私はその後すぐに、アロマセラピーを学び始めました。
人の目、社会の目、常識、理性、理屈、思い込み…
思考が硬くなると、「本当の自分の感覚・感性」が見えなくなりがちですが、嗅覚から得る「香り」は直接脳を刺激し、硬くなった思考を緩め、そして本来の感覚を呼び戻してくれる…
今でも私は、アロマセラピーに出会ったときのあの感覚が忘れられません。
ここ10年、「こころ」に焦点をあてる人が増え、セラピー業界は大きくなりました
ですがどうでしょうか?
一向に鬱患者は減らず、ストレスで苦しんでいる人は減りません。
色んなセラピーを渡り歩き、同じ悩みを何年も抱えて彷徨っている人も多くなりました。
それは何故なのか?
そう考えたときに、現在のセラピーに対して疑問が沸き上がりました。
「セラピストが答えを与える」タイプのセラピーが多過ぎる
私がたどり着いた答えはこれでした。
セラピストから答えをもらうためにセラピーを受けていては、結局、人任せになってしまい自己解決できず、依存になってしまう!
このことに気付いた私は、長年自己流でやっていた香りのカウンセリングを「形」にしようと思いました。
そして、2016年から、信頼のおけるアロマセラピスト、臨床心理士、コーチングのコーチなど、アロマテラピーや心理の専門家の協力を得ながらアロマメディテーションというセラピーの手法を確立しました。
また、アロマメディテーション精油の開発においては、例えば「ラベンダー= 安眠・リラックス」というような、世間一般に知られているアロマの持つ特定のイメージに直結しないように、異なる複数の香りをブレンドして香りに奥行きを出すことにこだわりました。
これは、アロマの「知識」が「本来の感覚の邪魔をする」ことが往々にしてあるためです。
このような経緯で、2017年に「アロマメディテーション」という新しい形の香りのセラピーが生まれました。
アロマメディテーションはまだ世に出たばかりのセラピーですが、長年クライアントと接してきたセラピスト達の中で創り上げられた「クライアントに寄り添う」セラピーなのです。
アロマメディテーション=クライアントに寄り添うセラピー
アロマメディテーションは、クライアントが香りを通じて自身の心を開放し、自己解決への道を歩む手助けとなるセラピーです。
アロマメディテーションのセラピストは、答えを与えるのではなく、クライアントが心を開きやすくなるようにクライアントの言葉を傾聴し、
クライアントの心に思い浮かんだものをより明確にするために、クライアントに質問や声掛けをして、クライアントからイメージや言葉を引き出すお手伝いをするのです。
クライアントは、話をしていくうちに自分のこころの整理整頓をしたり、自分の気持ちに気付きます。
このように、あくまでもクライアントの感性を尊重し、重視すること…
それが、アロマメディテーションを行う軸になっています。
アロマメディテーションは、安心で安全であることも重要視しています
「アロマメディテーション」は、「笑顔になる人が増えるように」「少しでも社会の役に立てるように」というセラピスト達の純粋な想いで創りあげられたツールです。
そのためアロマメディテーション協会では、「アロマメディテーション」を、精油やその他商品の販売のために使ったり何かの勧誘のために使ったりすることは禁止しています。
クライアントに安心してセッションを受けていただくことができ、そしてセラピスト自身も安心して活動を続けられる。
アロマメディテーション協会は、そんな協会であり続けれるよう努力しています。
そして、このような考え方に賛同してくだる方に、セラピストとして一緒に活動していただきたいと思っています。
あなたも、「クライアントに寄り添う香りのセラピスト」として、私たちと一緒に活動してみませんか?